準備ができたら就職・転職

就職・転職の準備ができたらあとは進むだけです。
そうは言っても、どんな道を選んでいけば目的地にたどり着けるのかを知らねばなりません。

まずは自己分析

就職活動のまえに、自己分析をしてみましょう。
勉強の過程で、一番おもしろかったのはなんでしょうか?
自分に適性がありそうな分野についてきちんと考えてみましょう。
そして、続けられそうな会社を選びましょう。

自己アピールの準備

これまでの実績や勉強の成果を形にして、すぐにプレゼンできるようにしておきましょう。あなたは『自分という製品を売り込む営業マン』にならないといけません。
自己アピールの準備方法は、以下のような手段があります。

  • サンプルアプリケーションをWEB上に設置しておく
  • ブログなどに有用な記事を投稿していく
  • 自作システムの設計書各種を整理しておく
  • 趣味活動の成果を整理しておく

会社を探す

自分の勉強の成果を整理できたら、あとは就転職先を探しましょう。

転職マッチングサイト

企業と求職者をつなげるマッチングサイトを利用するのがお勧めです。
こういったサイトでは、求職者と企業がお互いを検索し、事前にコミュニケーションを取ることができます。また、自分の希望を設定することでよい条件の引き合いをメールで通知してもらうこともできます。
参考までに代表的なサイトをご紹介しますので、登録してみるのもよいでしょう。

会社サイトの求人情報ページ

会社サイトの求人ページを見て、問い合わせを行う方法です。
『求人を出していなくても問い合わせてみる』という手段もあります。
いい人がいればぜひ採用したいが、たくさん応募がこられても困る、という状況の会社も結構あると思います。

ハローワーク

まれに、ハローワークにだけ求人を出しているケースもありますが、基本的には別の手段の方がお勧めです。
ハローワークに求人を出すようなIT企業は、自社の求人サイトでも募集しています。
気になるなら一度くらいは足を運んではどうでしょうか。私はハロワの空気が苦手ですが。

エージェント支援型就職サイト

エージェントがアドバイスにのってくれるようなサービスを利用すると、非公開求人を紹介してもらえたり、就職のアドバイスをもらえたりします。
就職・転職のプロの力を借りられるのが魅力です。

人づての紹介

人脈を利用して、紹介してもらうという方法です。
日頃からの人脈づくりがものを言います。
以下のような方法で網を広げてみてはいかがでしょうか?

  • 技術系の勉強会や集まりに参加する
  • ビジネスパーソン向けの勉強会や集まりに参加する
  • 親戚や知人友人に聞く
  • 趣味の活動でアンテナを張ってアピールする

面接で売り込む

面接のチャンスを作れたら、自分を売り込んでいきましょう。
会社は、ひとつひとつがユニークな体質というか社風があります。
その会社にとって、いかに自分が有益なのかを説得しなければなりません。
あなたは『会社に買われる奴隷』ではなく、『自分を売り込むセールスマン』
なのです。

会社のホームページを見る

面接先の会社のホームページをよく見てください。
ラーメン屋の自動券売機と同じように、左上の方に主要事業が書いてあると思います。
ホームページを見て、以下のようなことを分析してください。

  • 核となる事業はなにか
  • 他の事業にはどんなものがあるか
  • 会社のニュースリリースはどんなものがあるか
  • 技術者の外部出向がありそうか
  • 自社サービスを作っているか
  • 受託開発中心か
  • 競合関係にあるシステム会社はどこか

面接の準備

前述の分析結果に基づいて、なにをどうアピールするか考えましょう。
また、業務経歴書などの他に、以下のようなものも興味を引けます。

  • 新規事業やサービスの企画書・設計書
  • 自分自身のプレゼン資料
  • 趣味分野での作品や成果
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