WEBエンジニア心理学

更新:2016/04/07

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仕事に取り組むにあたり、自分の性格を知ることは大変重要なことです。
自分の性格を知ることで、迷ったときの指針になったり、人と意見が違うときに困惑せずに済むようになります。

成功イメージは人それぞれ

仕事をする中で、他者と意見が食い違うことは多々あります。
不条理なことで怒られたり、同僚と考え方が違ってぶつかったり。
人それぞれ、仕事における成功イメージが違っており、そこから価値観の違いが生まれてくるのです。
たとえばシステム開発に際しては、以下のような仕事の基準が考えられます。

  • コードのきれいさや動作の合理性を重視
  • プロジェクトの採算性を重視
  • ユーザビリティや表現性を重視

すべて大事なことですが、意外なことに人によってこの優先度が異なります。
また、こういった価値観の違いにより、大きな齟齬が発生する場合があります。
そのため人間関係を円滑にし、仕事を効率よく終えるためにはときに妥協や我慢を強いられる場合があります。

しかしそんな場合でも、必要以上に自分の価値観を卑下する必要はありません。
ただ、『今回は相手の考えを尊重するが、本質的には自分の価値基準は○○だ』みたいに考えればよいのです。
チーム全員が完全に同じ方向を向くことを前提とせず、違いを尊重しながら可能な範囲で目標を重ねるくらいがちょうどよいのではないでしょうか。

さまざまなタイプ

私の周りのエンジニアたちには、様々なタイプがいます。
同僚や自分がどんなタイプなのか把握しておくことで、スムーズなコミュニケーションのための参考になります。

研究者気質

プログラマやシステムエンジニアの多くはこのタイプでしょう。
プログラムやシステム設計の綺麗さ自体に価値を見出すタイプです。
対人関係が苦手なことが多いです。
あえてコミュニケーションが必要な趣味や環境を選ぶことで、弱点を克服できるでしょう。

エンターテイナー気質

人々を驚かせたり喜ばせたりするのが好きなタイプ。
利益や技術はサブであり、目立つことや認められることに快感を感じるタイプ。
新規サービスの立ち上げや、新しい技術を使った開発に興味が湧くでしょう。
情熱的な反面、仲間と足並みを揃えることが苦手だったり、利益主義を軽視したりする面があります。

経営者気質

事業やテクノロジーを、利益追求の道具と捉えているタイプ。
興味の対象がビジネスなので、技術面は浅くなりがち。
新規サービス立ち上げや起業に興味があるのではないでしょうか。
技術面は仲間の力も頼りましょう。

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